まずは入りやすい、漫画
さて、不動産の本を読み続ける企画第2弾!
なぜ読み始めたかは、以下をご参照ください。

今回は、まだ第二回なので、ハードルが低めの漫画にしました。
この本は元々漫画ではないのですが、漫画化されていたのであらためて読んでみました。
(というのも、確か昔に旧版を読んだのを覚えています)
この本の主張と勉強になった点3つ
この本の主張は、
って感じでしょうか。
それでは以下は、私が面白いなぁと思った点を挙げたいと思います。
1. アパートを一棟買いなさい!区分ではなく、、、
最初に面白かったのは、本質ではない話なのですが、
この本が書かれていた時は、サラリーマンによる区分マンションへの投資が王道らしかったです。

そんな時代があったのか。。。
今は、逆に



中古アパートをリノベして、キャッシュフローを出すのが正義だ!
みたいなところはありますよね。
区分投資は逆に、絶対儲からない投資の代表例みたいな感じですよね。
社会的な状況が違うということですね。
インフレかつ、物凄い金利だと、サラリーマンが手が出せるものが
区分だけだったのでしょうか?
結構面白い観点です。
これから日本は、
東京都の不動産の場合値上がりを狙うキャピタルゲイン
目当ての投資になるのかなぁって思いました。
思わずして、昔の社会状況と、
現在のインフレと都心部の地価上昇の話を重ねてしまいました。
昔は、区分投資が王道の時代があった!
2. 必要な自己資金、最低でも300万
必要な自己資金を計算するのは、初心者にとっては大変です。
例えば以下の具体項目は実際に買わなければ分からないような項目です(以下引用)。
- 仲介業者への手数料
- ローン手数料
- 保証料(ローンを契約する人が保証会社と保証契約を結ぶ際にかかる費用)
- 登録免許税
- 固定資産税
- 都市計画税
- 印紙税
- 司法書士への手数料
これらの金額は、おおよそ物件購入価格の5~7%程度になりますが、これは自己資金で払わなければなりません。
さらには、数カ月後に支払う不動産取得税(固定資産税評価額の4%:特例により2024年3月31日まで3%、土地の課税標準額は課税評価額の1/2)などの諸経費も必要です。
頭金とこうした諸経費を合わせると、1000万~2000万円規模の物件を購入する前には最低でも300万円を自己資金として用意しておいてほしいと思います。
『石原 博光. マンガでわかる まずはアパート一棟、買いなさい!』 (p.36). SBクリエイティブ株式会社. Kindle 版.
なるほど。
物件の20~30%は用意する!
3. 積算法と収益還元法
これも恥ずかしながら知りませんでした。。。
金融機関の融資基準とか、ちゃんと知っておかなければならないですね。。。
金融機関の融資基準には、「積算法」と「収益還元法」の2つがあります。
積算法とは、「購入する物件の資産価値」のことです。
(中略)
収益還元法とは、「購入する物件の収益性」です。
(中略)
僕の手法では当然、収益還元法を重視する金融機関にアタックすることになります。『石原 博光. マンガでわかる まずはアパート一棟、買いなさい!』 (p.107). SBクリエイティブ株式会社. Kindle 版.



不動産投資とは、銀行融資が一番のポイントだ!
と語っておきながら、銀行の融資基準を知りませんでした。。。。
銀行融資にはこちらの属性を上げることは重要ですが、改めて銀行融資の基準も知らなくては
ならないと改めて思いました。
金融機関の融資基準には収益還元法や、積算法など複数ある!
まとめ:時代にあった色々な方法を試したくなる
以上、学びが多い不動産投資本でした。
やはりベストセラー本、めちゃくちゃ面白かったです。
漫画なので読みやすいですし、時代を俯瞰して考えられる非常にためになる本でした!
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