サラリーマンの不動産投資とは、、、
さて、不動産投資1000本ノック第3段!
前回は、名著の漫画版を読みました。

今回読む本は、『サラリーマンのためのロジカル不動産投資』という本です。
サラリーマンの不動産投資は、茨の道であると思っています。
マインドが経営者になることはなく、甘い見通しで物件を買ってしまいおじゃん。。。

不動産投資は、不労所得ではなく賃貸「事業」なんだなぁ
と改めて思いました。
この本の勉強になった点3つ
この本の勉強になった点は、以下3つです。
1. 不動産投資までの10ステップ
不動産投資って、



物件見つけて、融資もらって、客付けするんだろ
ぐらいの何となくのロードマップは、分かるのですが具体的なタスクまで落とせていないですよね。
しかし、この本には結構具体的にロードマップを書いてくれているので、妄想が進みます(笑)
例えば、「不動産購入までの10ステップ」というので、以下のタスクを挙げてくれています。
①不動産投資の最低限必要な知識を学ぶ。
②自分に合った投資の方向性を決める。
③物件の情報収集をする。
④不動産会社のエージェントを見つける。
⑤物件の情報を精査する。
⑥現地へ物件調査に行く。
⑦購入の意思がある場合、購入の申し込みをして、価格の交渉をする。
⑧売買契約を締結する。
⑨銀行との間に金利、融資額を確定する。
⑩融資の確定および決済にて購入完了する。p.55より



なるほど、、、確かに自分にあった投資の方向性は、意識的に考えていなかったなぁ
など、自分の中で抜けていることが分かりますしね。
圧倒的に解像度が上がる!
2. 現地での物件調査と資金計画書
これも具体的にやることを列挙してくれているタイプで参考になったものです。
現地での物件調査をとても詳しく書いてくれています。
例えば、「最寄り駅とその周辺」という項目だけでも、以下のように実践者でしか
思い浮かべられない解像度で書いてくれています。
物件の最寄り駅を注意してみてください。駅で乗り降りする人はだいたいどれくらいの規模なのか実際に見てみてください。
JRや東京メトロ、国土交通省でも乗り降りする人数をサイトにて発表しております。該当の沿線での人流がどれくらいの規模になりそうか、現地に行く前に予習してもよいでしょう。実際の駅がどれくらいの広さで、急行が停まる駅なのかどうかも一応みておいてください。
そして、次に駅の周辺をよくみてください。生活者の目線に立ってみて、駅から家に帰るまでに生活物資を調達できる、帰りにちょっと気晴らしができる、といったところがあるとよいです。具体的にはスーパーマーケット、定食屋、居酒屋といった場所です。
クリーニング店もあるとよいかもしれません。複数の銀行の支店またはATMがあるとよいですが、ネットバンキングやアプリが充実してきているため、これは優先順位としてはあまり高くないでしょう。
これは雰囲気になってしまいますが、駅周辺の活気というか明るさのようなものを肌で感じてみてください。
実際にお引越しした経験のある方は、駅周辺のどこを見てきたか、ということを思い出してみてください。もしくは、「自分が引っ越すならどこを見るかな」と入居を考える人の頭になってみてください。pp.94-95より
3. 面白いQ&A
個人的に一番響いたのは本の最後の方に書かれているQ&Aです。
- 誰でもできるわけではないのでは?
- 景気から考えて、いま始めるのは厳しいのでは?
- これから日本は人口減少社会となるので、空き家問題が直撃するのでは?
- etc….
などなど、多分不動産投資を考えた人たちが一度はぶつかったことがあるQ&Aが
複数あります。
これは是非確認してほしいですね。
まとめ:具体的なステップを見通せる
以上、興味深かった点をまとめました。
全体を通して、具体的なステップが分かるのがこの本の良いところですね!
解像度が爆上がり。是非手に取って読んでみてください!
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